私も使っている仮想通貨取引所の「zaif(ザイフ)」ですが、ここ最近トラブルが発生しています。
通常でも、注文が殺到する時間帯はサイトが重くなることもありますが、今回は
・他の取引所よりもビットコイン価格が暴落した
という2つのシステムトラブルがあったのでまとめていきます。
剛力彩芽さんのCMでZaifが盛り上がった?
最近の剛力彩芽さんのCMで、ザイフのイメージがアップしました!
0.86円から一時的に2.5円まで上昇しましたが、現在は1.13円まで下がってきました。
いつも急騰しては急落しているので、特に違和感はありませんが、今回は2つのトラブルが起こっています。
zaifで仮想通貨が0円で買えた?
不具合が起きた時間帯は、今月16日の17時40分~58分の間のようです。zaifでは簡単売買という取引があるのですが、システムの不具合で、0円で仮想通貨を購入して売買できる状況だったようです。
その結果、一時的に20億BTC(ビットコイン)が売り板に表示されました。
20億BTC(時価約2154兆円)の売り板がZAIFに出現!!
BTCは最大発行枚数でも2100万BTCです。サーバーの強化が先ですよね。CCの二の舞になりそう pic.twitter.com/5gyXE393eF
— まお♡ (@kang_chulwoo) 2018年2月16日
その後のニュースを見ると、7名の人が無料で仮想通貨を購入できたようで、その内6人とは話がついたようです。
zaifで他の取引所よりもBTCが大きく値を下げた
日本で有名な取引所と言えば、ビットフライヤー、ザイフ、コインチェックが挙げられます。ただしコインチェックは、nem流出事件で売買が制限されているので使えません。
22日に起こった各取引所の価格差ですが、
Zaifビットコイン乖離価格32万円に到達 pic.twitter.com/yTTB6JmejS
— 墨汁うまい(BlockchainUmai) (@bokujyuumai) 2018年2月22日
他の取引所と比較すると、30万以上の価格差があります。
22日のビットコイン下落の原因
ビットフライヤーのSFDの検討がきっかけに値を下げ始めたようです。
SFDとは、「Swap For Difference」の略称で Lightning FX に適用されています。
現物取引とFXのような証拠金取引で起こる価格差の乖離を縮小する目的で、SFDの一部を変更するそうです。
つまり、現物ではなくFXで数倍の取引をしている人が、ポジションを一旦閉じたり、変更したことが原因で下落したとも言われています。
zaifが他の取引所より大きく下落した理由
上記で紹介した0円で仮想通貨を購入できたトラブルを受け、ザイフは一時的に成行注文を一時停止しています。
同時に、昨日の夜はサイトが重く、サイトにログインできない時間帯もありました。
502という表示が出ました。そのため、CMにお金をかけるより、システム・エンジニアにお金をかけるべきだという声が多数出ています。
これらの状況を受け、下げが下げを呼ぶ展開になりました。特にFXを利用してビットコインを購入していた人は、強制ロスカットされた人も多いようです。
今後のzaifとの付き合い方
ザイフのサイトが重たいので、事前に指値を入れて売買している人もいるようです。つまり、値動きを見ながら売買するのではなく、チャートを見て予想して、事前に指値を入れておくのがよさそうです。
それでも私がザイフを使っている理由は、やはりザイフでしか買えないザイフトークンやCOMSAをはじめ、アルトコインの売買手数料が安い点です。
※送金手数料に関しては高いと感じています。
一方で、ビットコインの売買をはじめ、長期的に保有する目的でアルトコインを買うならばビットフライヤーを利用しています。
まとめ
私もビットコインのFXを始めたいと思っていましたが、ザイフでは利用しない方がよさそうです。
今回はシステムトラブルが重なって、zaifのビットコインは、まるで草コインのような値動きをしてました。今後システムが強化されるという噂もあるので、早く整えて欲しいところです。
今後は、日本の大手企業が仮想通貨取引所をつくる可能性もあるので、より安定して使える取引所へ利用者が流れていきそうですね。
※仮想通貨関連記事
⇒仮想通貨の初心者がビットコイン・アルトコインを購入するまでの流れ