最近の仮想通貨のICOを見ていると、数分、数10分で募集が終了するので、参加したくても参加できない人も多いようです。
もちろんBANKERAのように、一定の期間ICOを実施しているプロジェクトもあります。
仮想通貨のICOに参加する人は、短期的な利益狙いの人もいれば、長期的な所有を検討してる人もいるでしょう。
そこで、本当にICOは儲かるのかいくつかの銘柄を事例に挙げて紹介していきます。
仮想通貨ICOの現状
去年の後半くらいからICOブームが来ており、短期的な利益を得た人もいるでしょう。こちらは、2016年、2017年に行われたICOが、現在どの位の価格になったか分かります。
⇒ICO Stats | Track ICO Performance
いくつかICO価格よりも下げている銘柄もありますが、LISKのように500倍になった銘柄も見つかります。
しかし最近では、取引所に上場しても、その後ズルズルと値を下げているケースが多々あるので紹介していきます。
上場後のICO銘柄の価格推移
Swissborg[CHSB]
スイスを拠点として、革新的な資産管理、資産管理ソリューションを提供するプロジェクトのようです。
上場時は数倍になったようですが、現時点ではICO時(約11円)に近い価格で取引されているようです。まだ上場して1週間ほどです。
SelfKey[KEY]
わずか15分でICOが完売、その直後にkucoinという取引所に上場しています。プロジェクトも本人確認など、身分証明に関するもので、今後伸びそうな内容です。
しかしチャートを見ると、上場から取引ボリュームも少なく、ズルズルと下げ続けています。そろそろ底を打ちそうな雰囲気も感じられますが。
初回のトークン価格は0.015ドルなので、現時点で0.003ドルほどICO価格を上回っている状況です。
INS Ecosystem(INS)
食料品メーカーと消費者を直接つなぐだけでなく、消費者の趣向などもマーケティングに反映させるプロジェクトです。こちらも面白そうな内容ですが。。。
こちらも上場時には10倍以上になったものの、その後ズルズルと値を下げています。それでもICO価格よりも高い価格で取引されています。
Bluzelle
dApp(分散アプリケーション)用の分散データベースサービスです。ICOもすぐに完売となったプロジェクトです。
上場日から約10倍近くまで上がり、その後も高値圏を保っています。今後も伸びる可能性はありますが、購入した銘柄が10倍になったら利確しても十分利益が確保できますよね?
仮想通貨ICOのまとめ
今回は4銘柄のみ紹介しましたが、調べると、上場後にズルズルと値を下げている銘柄はたくさんあります。しかし、ある程度値を下げてから、いつの間に上がっている銘柄もあります。
そのため、すぐにICOにとびつかず、じっくりプロジェクトの中身を調べる必要があります。ICO時に購入できなかった場合、上場後に値を下げた時点で購入するのもよさそうですね。
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